Fender Japan Jaguar Bottom Master JGB-95SFZ

(2006年4月9日4月16日のエントリーより) 

10年くらい前だったか、Fender JapanにはリイシューのBass Ⅵがラインナップされていました。こういうものをカタログに載せるあたりがF/Jは面白いよなぁ…なんて思ってるウチに製造終了になってしまった。
  以来、なかなか中古で見かけることもなく21世紀を迎えることになってしまいました。そしてBass Ⅵに変わるモデルとして2004年にジャガー・ボトムマスター(以下ボトマスとします)JGB-95SFZ、HFZが発売されました。SFZとHFZの違 いはピックアップとカラーで、SFZがジャガータイプのヨークが付いたシングルコイルでサンバースト、HFZがハムバッカーでブラックのマッチングヘッド &ブラック・クロムのハードウエアという仕様で、両方ともBass Ⅵには付いてたトレモロアームがなくなった代わりににファズが組み込まれています。
物欲を刺激されたが貧民なボクはまたまた懲りずに中古を待って約2年、ようやく手に入れることができたのです。

  ウチにやってきたのはSFZです。60年代にあったと言われても違和感の無いルックスがステキです。ボディの大きさはノーマルのジャガーとほぼ同じと思わ れ、抱えた感じもギターそのものでした。実際に弾いてみた感じですが、やっぱりギターというよりはベースです。しかし弦間が狭いので指弾きは無理みたいで す。ピックで弾くのが正しいようで、スケールが短いことも手伝ってギター感覚の運指が可能です。Fazzですが、強烈にきくのでちょっと扱いが難しいか も… 低音弦のローポジションだと音階がわかりにくくなるので弱めにかけるのが正解でしょうか。 とはいえ、ちゃんとベースの音域をカバーしてるのでギタリストがちょこっとベースのパートを担当するとか、手の小さい女性ベーシストが使ってみるとかした ら良いんじゃないかと思われます。

大きさの比較をしようとネットで写真を探してみましたが全く無かったので載せておきます。 右端のベースはFender Mexicoの5弦ジャズベースです。(ノーマルより少し長いのですが、これしか持ってないのでお許しを…) 

 

 

手に入れてみて気になったのが弦です。そこで本機ボトマスで使えそうなものを調べてみました。

      

Fender USA
Bass Ⅵ
Fender Japan
BS-BM6
Ernieball
6-string 29-5/8"
#2837
Daddario
XL155
Daddario
 XL156
Gretch
Baritone Guitar 弦
1弦 025 020 020 024 024 024
2弦 035 030 030 034 034 034
3弦 045 042 042 044 044 044
4弦 055 054 054 056 056 056
5弦 075 074 074 072 072 072
6弦 095 090 090 084 084 084
備考 Fender BassⅥ用 純正品 F/J JGB-95HFZ 専用純正品 太さがF/Jと同じなので使えれば理想的  Jerry Jones Longhorn Bass6専用 Fender BassⅥ用 グレッチ/シンクロマチック G1255 の専用弦 (神田商会)

  ここで問題になってくるのが弦の長さと形状でしょう。↓はボトマスのナット付近ですが、5、6弦のみペグの手前で細くなっています。ペグがベース用でなくギター用で、太いままでもポストのスリットに通りさえすれば穴に入らなくてもほとんどの弦が使用できるのかな?

 

  そこで本機種を購入したショップに問い合わせたところ、現物で試したわけではないがペグ穴に通すには弦をほぐせばほとんどの製品が大丈夫ではないかとの見解でした。 弦のゲージが変わるとナットも修正しなければならないのでErnieballあたりが使えれば安いうえに入手しやすいので理想的ですよね。

近いうちに手に入るものを入手して使えるかどうか実験してみたいと思います。因みにスケールですがカタログでボトマスは364となっています。インチ表示と比べるときにわかりにくいですよね。 ↓にわかりやすくなるように対応表にしておきます。

  インチ ミリ (ナット-12フレット間)
Fender Bass Ⅵ 30 762 (381)
Fender ジャズベース、プレシジョン 34 864 (432)
F/J JGB-95SFZ、HFZ 28.7 728 (364)
  (インチ=25.4mmで計算)

 

 

JGB-95SFZ 弦について

さきほど話題にのぼった社外品の交換弦ですが、『Ernieball 6String Bass Guitar#2837』が手に入ったので試してみました。

もともとBass Ⅵ用なので2重に巻かれてる部分が少し長くなるのでポストに巻かれるときに問題があるのではないか?ということでしたよね。 ショップの方は、「ほぐせば使えるのではないか?」という見解でした。
実際弦を張ってみるとぎりぎりセーフのようです…という曖昧な言い方になったのは、単にボクが弦を短めにカットしてしまったからなのです(哀) 弦の太さとポストの細さの見た目の対比でどのくらいの長さが適切かわからなくなってしまったのです。 とは言え、チューニングしてみると弦の太い部分がポストに巻き付くのは1週に満たないくらいなのでなんとか加工なしで使えそうです。 ってか、ほぐすなんて現物見たら無理です!何とかほぐせたとしても巻きがゆるんで弦が死んでしまうのは確実でしょうね。

このアーニー弦を購入したのはサウンドハウス¥980/setで、同店で純正弦は¥2,980/setで3倍の価格です。 これからしばらくアーニー弦を使ってみて何も問題がなければ安価でお得ですよね。ということでまた後日に使用レポートするかも知れません。

↓1巻き弱のこころもとない様子 トホホ…